話の流れは大体の参考書の流れと同様にします。
数学的なところについては(2進数や16進数などの計算)、やればやるほど実力はつくでしょうが、ポイントだけ。
2進数での掛け算、割り算は2進数のままやるか?・・・できます。
16進数での掛け算は16進数のままやるか?・・・できません。なぜなら筆算での繰り上がりのときに、その位に残る数字をいちいち計算する必要もあり大変です。
よく、『10進数の演算式 7÷32 の結果を2進数で表せ』なる問題が例に挙がります。
4択問題なので、選択肢の2進数の値を10進数に直して、同じになるやつを選ぶ方法も可能です。(答えから迎えに行く戦法)
次には、7 ÷32 = 0.21875
これを10進数 → 2進数へ変換します。
たとえば、1(=2の0乗)より大きい正の実数(10進数)を2進数へ変換する場合、2で割っていき、それぞれの余りを並べると2進数に変更できましたが、1より小さい正の実数の場合は、2を掛けて整数部分を取り出すことで、その整数部分を並べると(順番に注意)2進数へ変換できます。
ただし、これらは時間がかかります。
10進数の場合、×10をすると1桁上がりますが、
これは2進数でも同じで、×2をすると1桁上がります。
逆に、÷32(=2の5乗)とすると、5桁下がります。
なので、10進数の7を、まず2進数に変換して、111。
5桁下げると、0.00111。これは早いですし、時間制限ある場合はこれがよさそうです。
さらに、『10進数の13を9倍して2進数で表せ』という問題もでます。
その場合は、元の数をxとすると、8倍(掛け算)して、xを足します。こうすると2進数の世界で計算できます。
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論理回路についてですが、複雑だと捨てるかもしれません。
排他的論理和というのが覚えるのに時間かかりますが、それ以外はすっといけます。
入力が同じなら0を出力するというものです。
半加算器の構造についてくらいは理解して覚えておきましょう。ANDとXOR(排他的論理和)でできてます。
探索(サーチ)やソートについてです。ソートの方が先に語られることがおおいですが、サーチとソートでは、当然ソートの方が労力を使います。なぜ、ソートが先かいうと、サーチするにあたり、ソートされている必要がある種類のものがあるからです。
オーダーについて聞かれます。直感的に理解したい場合は下記参照。
あなたのマンガ並び替え方法はダサい。オーダーがダサい【アルゴリズム2】#2 (youtube.com)
線形探索法(バイナリーサーチ)は、順番通りにしらべていく方法で、オーダーは、nです。
2分探索法は、昇順あるいは降順に並べられたデータがあるという条件で、オーダーは、log n です。
ハッシュ法は、オーダーは、1ですが、あらかじめハッシュ表を作成しておかなければならない。
バブルソートの場合、オーダーは、n の 2乗です。
クイックソートのオーダーは、n log n です。
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プログラム言語関連の問題も出ます。
有名なのは、Java、Python、JavaScript、PHPなどでしょうか。
HTMLはプログラム言語というかどうかは意見が分かれるところです。
XMLというのは自分でタグをつくるときなどの規約であり、そのうちの一つとして、きっちりルールを決めたものがHTMLです。XMLについては、他には、Androidプログラミングでレイアウトやデザインは、XMLを使用して設定します。これがあまりなじめなくて、React Nativeに移行した経緯はあります。また、React.js、React Native自身が、裏でXMLをつかってます。
Javaプログラミングは、EclipseというIDEを使用することが多いようです。Javaアプリケーションの他に、Web用にJavaアプレットというのも作成できます。
サーバサイドプログラミングするようなら、フレームワークを使用しないなら、JSPなどで、Javaサーブレットを作成し、Apache(Webサーバ)やTomcat(アプリケーションサーバ)などを使用することでしょう。最近は、Spring bootのようなフレームワークも頻繁に利用されてます。
JavaScript関連では、先ほど出たReact.jsやViewなどのライブラリや、Next.jsのようなフレームワークがはやってます。これらは、Ajaxを基盤としてます。React.jsではシングルページアプリケーション(SPA)などの用語もあるほどです。
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ストラテジー&マネジメント編
経営戦略とは大きく、全社戦略、事業戦略、機能別戦略の3つに分類される。トップに経営理念というものがあります。
企業イメージ( )は重要です。
CSR(企業的責任)もあり、奉仕活動や、調達にもCSR調達や、最近ではSDGsが騒がれる中、グリーン調達というのも必要な場合があります。
全社戦略については、たいがい本社でおこなわれているとイメージしてよいでしょう。
どのサービスや製品に、自社の資源(人、モノ、金、情報)をつぎこむか、そしてどのサービスや製品を撤退するかをきめるのに、PPMが有用です。
全社戦略にもとづいて、その下に各事業部で事業戦略が決められ、それにもとづいて活動します。その際、有用なのは、コトラーの競争戦略など です。
マネジメントとは、ほとんどの場合、PDCAを回すことで維持・改善することであり抽象的な概念です。(ちまたではPDCAは古いなどと言われていますが)
プロジェクトマネージメントといった場合は、1回きりの話であり、こちらの場合は、普段使用するマネージメントという用語に近いため、少し区別したほうがよいかもしれません。とある本には、プロジェクトマネージャーは、サッカーでいえば、「監督」です、と書いてましたが納得です。ワールドカップの日本の監督をイメージすると良いでしょう。監督は、プロジェクトを成功させるために、あらかじめ戦略を練り、同じピッチ上で試合状況を見ながら、状況に応じて方針を修正し、各選手に指示したり、選手交代、フォーメーションの変更を行います。
プロジェクトを、システム開発のことと考えると、一応、システム開発は、企画、要件定義、開発、運用、保守のプロセスを指しますが、「開発」と言ってしまってるので、後半について(本番導入以後の運用と保守)の意味合いは薄らいでます。そうなると、これは、ストラテジーに近いですね。
だからこそ、ソフトウェアライフサイクルプロセスなる用語がでてきたのかもしれません。
一方、システムとはかなりいろいろなレベルで用いられる用語です。個人で、システムといった場合は、ハードウェア+ソフトウェア、あるいは周辺機器くらい含むかもしれません。
一方、ISMSでいうところのシステムはかなり広い意味で使用してます。
また、システムを、どこでも、「仕組み」と訳してはだめです。その場その場でどういう意味か考える必要があります。
基本情報技術者試験では、こだわりがない限り、「プロジェクト」は「システム開発」を指すようです。
ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)とは、直訳では、
情報セキュリティを、PDCAを回して維持・改善する仕組みということですが、暗黙的に、『コスパ良く』という含意が含まれてます。
リスクはつきものですので、IT関連サービスでも、リスクマネジメントは重要です。
下記参照。
ITILリスクマネジメント |ITILチュートリアル |ITSM - 証明書ガイダンス (certguidance.com)
リスクマネジメントは、可用性管理や、ITサービス継続性管理[インシデント管理]
と密接に関わってます。
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プロジェクトマネージメントのガイドラインとして、PMBOKというものがありますが、これも最近はバージョンが変わって、いわゆるメジャーチェンジされているようですが、これについては現時点では触れていないようです。
従来のPMBOKの勉強をしていきます。
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そもそも非ITやそういう職種でなければ、マーケティングという用語からひっかかります。イメージ的には、あらかじめアンケートなどして、この製品は、こういう性別・年齢の層にヒットするかもしれないということで、その層に売れるように販売戦略を立てるようなイメージしかありません。
調べてみると、この説明は「販売戦略」の説明で、「マーケティング」では無いようです。
マーケティングとは、市場調査を行い、その分野での消費者のニーズを把握し、今あるいは近い将来、確実に売れそうな製品やサービスの開発につなげるための活動のことのようです。
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ある本の、経営管理システムの項目に、『経営者だって楽をしたい!』と書いてました。経営も業務の一つであり、システム化したほうが効率が上がることも多いでしょう。また、経営者が中心になってやるのは当然ですが、自社の資源として、個々人の知識や情報を組織全体で共有するナレッジマネジメントというのも重要です。
ERP、CRM、SFA、SCMは押さえておく必要があります。
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戦略(ストラテジー)とは、目標やゴールを決めて、それをどのように達成するかを考えることです。
一方、マネージメントとは、維持・修正(改善)ですが、維持の方に重きが置かれます。修正については、ユーザーからの要望に対応するのみです。マイナーチェンジのみ。
システム戦略とは、システムが、非効率なら、抜本的に変えていこう、あるいは、絶えず変えていけるような仕組みを作ろうというものです。この場合、システムをより効率的なものに改善するという目標があります。
BPR、BPM、BPNM
仕組み化という言葉が流行ったことがあります。考える仕事と定型的な仕事に分け、定型的な仕事は、マニュアルを作って、誰でもできるようにして、時短あるいは、他の人に依頼して、考える仕事に時間を使うといった内容だったと思いますが、定型的な仕事と、 (AI無しの)プログラミングやシステム開発は相性が良さそうです。RPA。
ITサービスは、システムといっていいのだろうか?仕組みという意味では、言ってもいいような気がするが、普段、システムというと、ひとまとまりになった閉じたものを連想してしまうので、webに開かれたものに対して使用するのは少し抵抗もあるけど。フロントエンドのシステム開発といえば、抵抗がなくなったり、、、
あとは、SOAという用語があるのはこのためか?
ITガバナンスとは?
コーポレートガバナンスのIT版と説明されます。